産休・育休中に資格を取れないかな~。
出勤もしなくてよくなるし、時間ができるんじゃない?
と思っている方、いますよね。
でも実際は、
産前は、お腹が重くて動きにくいし、眠気で勉強なんて無理!
産後は、慣れない育児や、寝不足でさらに無理!
毎日頑張っているのに、気が付いたら1日が終わっている・・・、なんて日々ですよね。
私もそうでした。
そんな中、
このまま何もせず育休を終わって、頭の中はお休みモード、生活リズムもゆる~い状態で、おまけに体型もゆるゆるで、大丈夫?
と感じ、なにかやろうと決意!
よし!やってみよう!ということで、気になっていた保育士の勉強を始めました。
始めてみたら、学生時代と違い、全く頭に入らない!すぐに忘れる!これはやばい!
あれ?こんなに記憶力悪かったっけ?
これ、無理なんじゃ?
と挫折しそうになりながらも、なんとか8か月かけて保育士を一発合格しました。
ここでは、産休・育休中に資格をとってみたいな、どうやってスケジュールを立てたのかなと考えている方のために、私が実践した、勉強時間を確保する方法や、月齢別スケジュールをお伝えしていきます。
✅この記事はこんな人に読んでほしいです
- 産休・育休中に資格を取れるか気になっている人
- 産休・育休中の勉強スケジュールが気になる人
産休・育休中に資格は無理といわれる理由
育休中に資格は無理といわれるのは、
- 記憶力の低下
- 育児や家事で、時間がとれない
が主な理由です。
記憶力の低下
社会人になると、仕事はしているけど、久しく勉強をしていないし、『記憶を呼び起こす』という作業をしていないので、どんどん記憶力が落ちています。
参考書を開いてみたけど、次の日にはきれいさっぱり忘れている・・・。
この本、きのう読んだっけ??
時間が取れない上に、びっくりするほど覚えられない自分に愕然・・・。
いきなり、勉強を始めても、始めたすぐに挫折しそうになりました。
育児や家事で、時間がとれない
育児をしていると、赤ちゃんタイミングでいろいろ起こるので、この時間に勉強をしよう!ということができないですよね~。
ミルクを飲んだら寝る、なんて誰が言ったの?というくらい、寝ない。
その中で、家事をして、気が付いたら一日が終わっている・・・なんてこともザラですよね。
特に産まれてから2か月くらいまでは、昼夜のリズムができていないし、24時間営業。
ママ自身の時間すらないのに、勉強する時間を作るのは大変です。
ですが、
産休・育休中に資格取得は本当に無理なのか
結論、無理ではないです。
ただし、
- やりたいという気持ちがあること
- 勉強ができる環境があること
は、やはり大事です。
もちろん赤ちゃん優先
ですが、勉強をするなら、やりたいという気持ちと、勉強ができる環境が必要です。
勉強できる環境とは、お母さんの体調、赤ちゃんの様子、家族の協力、上の子の心身の状態です。
その、どれが崩れても、勉強どころではありません。
私も、2人目の育休はFP2級を取りたいと思っていましたが、上の子の育休退園&2人目があまりにも寝ない子だったので、そこはきっぱり諦めました。
はい!無理!
育休中に難しければ、無理をする必要は全くないです。
いまは、赤ちゃんのお世話に集中する時期だと割り切って、赤ちゃんと自分のこと、家族のことに専念しましょう!
産休・育休中の体験談(1人目ver.)
- 産休中~出産:眠気との闘いと掃除に明け暮れる毎日
- 出産~生後1か月半頃:乳腺炎ぎりぎりの状況と頻回授乳で疲弊
- 生後1か月半頃~2か月頃:出産祝いのお返し、記念写真の予約、ワクチン開始など慣れないことでいっぱいいっぱい
- 生後3か月頃~4か月頃:お食い初め、お宮参りなどの段取りで疲弊
- 生後5か月頃~6か月頃:離乳食がスタート。離乳食づくりに追われる
- 生後6か月頃~生後11か月頃:おすわり、ずりばい、はいはい、つかまり立ちと進み、どんどん目が離せなくなる。
- ~1歳:復帰の準備
産休中~出産:眠気との闘いと掃除に明け暮れる毎日
妊娠中はとにかく眠くて、産休に入ったら、ますます眠気が強く、大体午前中は寝て終わりました。
眠すぎる~。
午後から、気が向いたら断捨離や、出産準備をしましたが、一日の大半はソファで寝ていたので、太る太る。
資格のことなんて、1ミリもやる気が起きませんでした。
出産~生後1か月半頃:乳腺炎ぎりぎりの状況と頻回授乳で疲弊
出産自体は超スピード出産だったのですが、さすがに、昼夜逆転の生活は睡眠不足で大変でした。
乳腺炎にもなりかけていたので、痛みに加え、熱が出ないかとドキドキ。
私はメンタル的にもこの時が結構つらかったです。
生後1か月半頃~2か月頃:出産祝いのお返し、ワクチン開始など慣れないことでいっぱいいっぱい
育児も少し慣れてきて、精神的にも少し安定してきたころで、やっと出産祝いのお返しのリストを作ったり、順番にお返ししていきました。
そうこうしているうちに、生後2か月。
ワクチンが始まって、スケジュールを組んだり、慣れないことだらけで、記憶がないです。
なにこれ、ワクチンめちゃくちゃあるじゃん!!
生後3か月頃~4か月頃:お食い初め、お宮参り、記念写真の予約などの段取りで疲弊
首も座り始めて、体もどっしりしてきたこの時期に、お食い初めやお宮参り、記念写真など、赤ちゃんの行事が始まってきます。
1人目で何も分からないなか、親に「お食い初めどうする?」と言われ、ちんぷんかんぷんでした。
何それ?検索・検索・・・。
育児や家事でいっぱいいっぱいなのに、赤ちゃんのお祝い事ってこれからどれだけあるの~??と考えるだけで疲れました。
生後5か月頃~6か月頃:離乳食がスタート
お食い初めが終わってほっと一息というところで、今度は離乳食が始まります。
離乳食??
ここから、離乳食について本で勉強したり、検索したり、手探りの日々。
資格の勉強どころではありません。
生後6か月頃~生後11か月頃:おすわり、ずりばい、はいはい、つかまり立ちと進み、どんどん目が離せなくなる。
首が座ってから、おすわり、ずりばい、はいはい、つかまり立ちとどんどん進み、どんどん目が離せなくなっていきます。
もうこんなに動けるの?と、毎日一緒にいるのに驚く。
気になるものにどんどん進み、なんでも口に入れるので、赤ちゃんが起きている間に勉強するのは難しかったです。
~1歳:復帰の準備
あれこれバタバタの日を送っていると、気が付いたら1歳間近。
うちの会社は1歳の誕生日復帰なので、
保育園の準備、断乳、離乳食で進んでいない食品を試すなど、復帰に向けた準備、気持ちの焦りがすごかったです。
やばい!もう復帰だ!
- 結論、
- 育休中は分からないことだらけで、手探りの毎日。
- なんだかんだ手を抜くことができず、精いっぱいの日々でした。
このように、育休中バタバタした日々でしたが、私は、育休中になんとか資格を取得しました。
産休・育休中に取得した資格
産休・育休中に取得した資格は
- 1人目は保育士
- 2人目はFP3級
です。
1人目の時は保育士を取りました。
保育士にした理由は、バタバタしながらも、この子の成長はこれでいいのか?これからどんな風に成長していくのか?ということを知りたかったからです。
我が子の成長を間近でみながらの勉強は、実感がわきやすかったです。
2人目の時は、FP3級を取りました。
FPを取得した理由は、子どもが増えたけれど、今後の我が家の家計は大丈夫なのか?と不安だったからです。
FP2級を目指していましたが、子どもが寝ないので断念。
ですが、FP3級を勉強して、我が家の家計を見直すきっかけになりました。
産休・育休中に勉強時間を確保する方法
育休中の勉強時間は
- 子どもが朝起きる前
- 子どもが昼寝している間
- 子どもが夜に寝てから
が主になると思います。
赤ちゃんはいつ昼寝するかも、わからないので、時間ができたら、すぐにテキストを眺められるようにしました。
そのなかで、時間を確保する方法として、私は
- スマホを見る時間を減らす
- 一人遊びできるように環境を整える
- 予防接種や健診はパパの出番
- 授乳時間を使う
をしました。
スマホを見る時間を減らす
スマホを見る時間を減らすのは、一番簡単にできる方法です。
調べものをする、というつもりでスマホ使い、気が付いたら違う記事を読んでいる・・・。なんてことが何回か・・何十回か。
え?何この記事?気になる~
結局だらだら見てしまい、時間の無駄だったので、反省してほかの記事は見ない!と決めて使いました。
一人遊びできるように環境を整える。
赤ちゃんが機嫌がよいときは、1人遊びもしてもらいました。
勉強に集中していると、赤ちゃんの危険を見逃したり・・・なんてことになったら大変!
なので、家の中にベビーサークルを作って、おもちゃを置いて、自分で探索ができるように環境を整えました。
時には、サークルに入ってその中で、1問1答問題集を読んだりしていました。
予防接種や健診はパパの出番
予防接種や健診など、赤ちゃんの外出はパパに行ってもらいました。
パパの休みに合わせて予防接種を予約したり、パパの休みの日に健診がある場合、パパに行ってもらうことで、勉強時間が作れるだけでなく、今後ママが仕事復帰したときの練習になるので、これはおススメです。
子どもが小さいうちは、熱を出したりして病院に受診する機会が増えますので、
早い段階からパパが1人で病院受診に連れていくことに慣れてくれると、ママも仕事復帰に向けての心配も減ります。
病院受診はまかせて!
授乳時間を使う
1日何回も行う授乳時間は、耳で勉強する時間にしました。これもおススメ。
授乳が始まると、YouTubeをスタート。
耳で聞き流しながら、知識の確認をしました。
産休・育休中の月齢別スケジュール
育休中の勉強のポイントは、赤ちゃんの月齢です。
振り返ってみると、勉強時間がどれくらいとれるかは、赤ちゃんの成長によって大きく違ったなと思います。
私の会社は1歳の誕生日から復帰なので、生後10か月あたりで試験を受けました。
その経験をもとに、私が実践した月齢別スケジュールを紹介します。(生後10か月あたりで試験を受けたパターンです。)
- 産休中~出産:情報収集
- 出産~生後1か月健診頃:自分の体調回復と赤ちゃんのお世話に集中
- 生後1か月健診頃~2か月頃:勉強内容をざっくり眺める
- 生後3か月頃~6か月頃:単元ごとにじっくり勉強
- 生後7か月頃~生後8か月頃:インプット<アウトプット
- 生後9か月頃~生後10か月頃:アウトプットメインで仕上げ
産休中~出産
この時期は、育休中に何を勉強したいかを情報収集をしました。
産休入りから、出産までは、眠気や、出産の準備で、勉強どころではありません。
私の場合、とにかく眠気があったので、頭を使う作業はまったっくできず、気が向いたら断捨離をしていました。
出産~生後1か月健診頃
この時期は、日々の育児と体の回復に専念しました。
この時期は、赤ちゃんの生活のリズムが整わない、授乳回数が多い、睡眠不足や疲労で、勉強なんて全く無理!
まずは、自分の体調の回復と赤ちゃんのお世話に集中しました。
生後1か月健診頃~2か月頃
この時期は、赤ちゃんの昼夜のリズムができてくる時期です。
自分の体が少し楽になってきたな~と感じてきたので、このあたりから、少しずつ本を買ったり、勉強を始めてみました。
まずは、勉強内容をざっくり眺める感じです。
生後3か月頃~6か月頃
この時期は、首が座り、寝がえりもできるようになってくるので、動きがダイナミックになってきます。
昼夜のリズムもついてきて、授乳回数も若干減ってきたので、このころ、一番勉強しやすかったです。
インプットメインで単元ごとに、じっくり勉強をしていきました。
生後7か月頃~生後8か月頃
この時期は、お座りや、ずりばい、はいはいなどを始める時期です。
外出する時は、一問一答問題集をもって出かけたりして、時間を見つけて、インプット<アウトプットで勉強を進めていきました。
生後9か月頃~生後10か月頃
この時期はつかまりだちをしたり、行動範囲が広がります。
アウトプットメインで、間違えたところの確認など、仕上げをしていきました。
私の場合、このようなスケジュールで行いました。
実践してみて、大事だと思ったのは、無理のないスケジュールです。
短期間で取得したという記事もよく見ますが、私の場合は、基本的にワンオペ&記憶に時間がかかるタイプなので、短期間決戦は向きませんでした。
また、赤ちゃんは、月齢だけでなく、寝てくれる子、寝てくれない子とタイプによって全然違うので、途中で無理だなとおもったら、落ち着いたらやろう!と切り替えることも必要だと思います。
一番は赤ちゃんだよね。
まとめ
育休中は、赤ちゃんメインの生活になるので、できそうだったらやってみよう、という気持ちでよいと思います。
やり始めて、やはり無理!と思えば、ペースダウンするか、いっそ勉強をやめてしまうのもOKと決めておくと、気が楽です。
実際に、私が資格を取った時も、いつ起きるのかとドキドキしながら勉強をしていましたし、全く勉強ができない日は気持ちが焦ったりと、何かに追われている感じはやはりありました。
一番は赤ちゃんと家族です。
産休・育休中に資格を取りたい、と気になるなという方の参考になればうれしいです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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